
2009年08月30日
バッグ盗難
昨日8月29日
私のバッグは、盗まれました。
・オレンジの手提げバッグ
・ヒロフの紺色の財布
・所持金 8万5千円
・銀行カード
・自動車免許証、健康保険証
・化粧品(カリタのコンパクト、口紅)
・イヤリング、バレッタ
・扇子
・手袋
・筆記用具
・名刺入れ
・携帯電話
仕事に必要なものが大半
困った・・。
ともかく、携帯は只今停止にしています。
不通なので、ご用の方は、ギャラリーまでご連絡ください。
0877-21-5604
わたくし只今、深く沈んでいます。
私のバッグは、盗まれました。
・オレンジの手提げバッグ
・ヒロフの紺色の財布
・所持金 8万5千円
・銀行カード
・自動車免許証、健康保険証
・化粧品(カリタのコンパクト、口紅)
・イヤリング、バレッタ
・扇子
・手袋
・筆記用具
・名刺入れ
・携帯電話
仕事に必要なものが大半
困った・・。
ともかく、携帯は只今停止にしています。
不通なので、ご用の方は、ギャラリーまでご連絡ください。
0877-21-5604
わたくし只今、深く沈んでいます。
2009年08月23日
大衆的狂乱
ここ数日は丸亀婆沙羅まつりが開催されている。
昨日は、大木さんを深夜近くに迎え、その後あまりに外が涼しいので
気になっていた店前のヒイラギの剪定をしていた。
22日は、丸亀婆沙羅祭が始まって深夜というのに、まばらに人通りが残っている。
突然、隣家の植え込みから一人の男子が飛び出してきて、「駅はどこですか・駅まで一緒に行ってくれませんか」と道を訪ねてきた。
ビックリして私は、「駅はすぐそこ、一緒にいくなんて嫌よ」と私が応えると
今度は「警察を呼んでください。」という
警察??
見ると少し怪我をしている。
警察に連絡して、補導してもらった。
聞くと、12歳という。友人と祭に来て、ビールを飲んで、道がわからなくなったという。
12歳!未成年に誰がお酒を売ったの!!
金髪に髪を染めていて、19歳くらいかと思ったが、12歳とは。。
こんな子供は、婆沙羅祭がなくても深夜に徘徊し、タバコや飲酒を経験するのかもしれないが、
婆沙羅まつりは、こういった若者が多く集まる祭だ。
5月に行われる丸亀のお城祭が「テキヤの祭」とされるなら
8月の婆沙羅祭は「ヤンキーの祭」のようだ。
元来民衆の祭りとは、権力に抵抗する祭りとして
農民から生まれるエネルギーの祭。
それは「ゲマインシャフト」田舎文化(共同体社会)が
「ゲゼルシャフト」つまり近代的都市文化(頭脳優位の文化)
ビジネス社会、都市社会に対抗する文化として身体の文化としての復権の祭。
目標持たない生のエネルギーの噴出、そしてガス抜きとしての効果をもつものだが・・・。
婆沙羅まつりは、共同体の祭となっていない。
他の地区から多く参加があり、総勢は3000人以上
ところが、地域に根付いてない。地元の青年会 行政の後援で行うものだが、
地域の共同体に根ざさない民衆の祭はデレシネの祭であって、それはなにも地域に
効果を生み出さすことができないものだ。
よさこいにMIというチームを組んで参加している大木君と
そのあたりについて、いろいろ話しあった。
私はおわら風の盆のような祭は否定しない。
三百年の歴史を持っている富山のおはら風の盆は、実際にまだ見たことがなく、
いつか行きたいと願っている祭だが、哀調の中に優雅さ 叙情豊かな唱と踊りに 気品高さがある。
おわら風の盆のような祭が催される町の雰囲気だったらといつも思う。
だから私は、丸亀婆沙羅祭は大嫌いだ。
昨日は、大木さんを深夜近くに迎え、その後あまりに外が涼しいので
気になっていた店前のヒイラギの剪定をしていた。
22日は、丸亀婆沙羅祭が始まって深夜というのに、まばらに人通りが残っている。
突然、隣家の植え込みから一人の男子が飛び出してきて、「駅はどこですか・駅まで一緒に行ってくれませんか」と道を訪ねてきた。
ビックリして私は、「駅はすぐそこ、一緒にいくなんて嫌よ」と私が応えると
今度は「警察を呼んでください。」という
警察??
見ると少し怪我をしている。
警察に連絡して、補導してもらった。
聞くと、12歳という。友人と祭に来て、ビールを飲んで、道がわからなくなったという。
12歳!未成年に誰がお酒を売ったの!!
金髪に髪を染めていて、19歳くらいかと思ったが、12歳とは。。
こんな子供は、婆沙羅祭がなくても深夜に徘徊し、タバコや飲酒を経験するのかもしれないが、
婆沙羅まつりは、こういった若者が多く集まる祭だ。
5月に行われる丸亀のお城祭が「テキヤの祭」とされるなら
8月の婆沙羅祭は「ヤンキーの祭」のようだ。
元来民衆の祭りとは、権力に抵抗する祭りとして
農民から生まれるエネルギーの祭。
それは「ゲマインシャフト」田舎文化(共同体社会)が
「ゲゼルシャフト」つまり近代的都市文化(頭脳優位の文化)
ビジネス社会、都市社会に対抗する文化として身体の文化としての復権の祭。
目標持たない生のエネルギーの噴出、そしてガス抜きとしての効果をもつものだが・・・。
婆沙羅まつりは、共同体の祭となっていない。
他の地区から多く参加があり、総勢は3000人以上
ところが、地域に根付いてない。地元の青年会 行政の後援で行うものだが、
地域の共同体に根ざさない民衆の祭はデレシネの祭であって、それはなにも地域に
効果を生み出さすことができないものだ。
よさこいにMIというチームを組んで参加している大木君と
そのあたりについて、いろいろ話しあった。
私はおわら風の盆のような祭は否定しない。
三百年の歴史を持っている富山のおはら風の盆は、実際にまだ見たことがなく、
いつか行きたいと願っている祭だが、哀調の中に優雅さ 叙情豊かな唱と踊りに 気品高さがある。
おわら風の盆のような祭が催される町の雰囲気だったらといつも思う。
だから私は、丸亀婆沙羅祭は大嫌いだ。
2009年08月22日
只今23:00
大木裕之君が、丸亀にしばらく滞在するというので、
自宅に戻ってくつろいでいたのですが、
再びお仕事モードへ
只今23時
なんちゅう生活・・。
展覧会は30日まで
最後の仕上げ 新たなキャンバス持参で制作
滞在は22日-30日
映画製作も
私は25日-27日は新潟妻有トリエンナーレの見学
24日 本島高島さんと丸亀文化課へ
報告は後日
自宅に戻ってくつろいでいたのですが、
再びお仕事モードへ
只今23時
なんちゅう生活・・。
展覧会は30日まで
最後の仕上げ 新たなキャンバス持参で制作
滞在は22日-30日
映画製作も
私は25日-27日は新潟妻有トリエンナーレの見学
24日 本島高島さんと丸亀文化課へ
報告は後日
2009年08月18日
情味 醍醐味
先日、ふとしたことから、
再放送の「剣客商売」を観た。
それ以来、周回遅れを自覚しながらも
「剣客商売」にはまった。
原作は、池波正太郎の同名小説。
秋山小兵衛という、六十に近い年寄りの剣客が主人公。
四十も年の離れたおはるを妻にしている。
先妻との間に大治郎という息子がいて、彼は、剣一筋に生きる真面目一方の青年。
父と義母と息子の関り方、言葉つかいが余韻として心に残ったのです。
私好みの『人との関り方』だからと思う。
父が息子を思う 息子が父を思う その慎み深さが記憶に残るのです。
父親の秋山小兵衛は、「花も実もある」人柄で
世の中は、白黒だけでない味わいを見せていて、情味も備わっているけれど、筋も通っている。
こういうたたずまいが粋というのでしょうね。
息子に対して、「女っけのないおぬしがそんな気の利いたことをよく思いついたな」という下りでは、
息子が涼しげな顔で「近くによき手本がありますので・・。」
さりげなくて、実によろしい。
そして、剣客商売が好きだった 亡き父の居た風景を思い出す。
再放送の「剣客商売」を観た。
それ以来、周回遅れを自覚しながらも
「剣客商売」にはまった。
原作は、池波正太郎の同名小説。
秋山小兵衛という、六十に近い年寄りの剣客が主人公。
四十も年の離れたおはるを妻にしている。
先妻との間に大治郎という息子がいて、彼は、剣一筋に生きる真面目一方の青年。
父と義母と息子の関り方、言葉つかいが余韻として心に残ったのです。
私好みの『人との関り方』だからと思う。
父が息子を思う 息子が父を思う その慎み深さが記憶に残るのです。
父親の秋山小兵衛は、「花も実もある」人柄で
世の中は、白黒だけでない味わいを見せていて、情味も備わっているけれど、筋も通っている。
こういうたたずまいが粋というのでしょうね。
息子に対して、「女っけのないおぬしがそんな気の利いたことをよく思いついたな」という下りでは、
息子が涼しげな顔で「近くによき手本がありますので・・。」
さりげなくて、実によろしい。
そして、剣客商売が好きだった 亡き父の居た風景を思い出す。
2009年08月16日
恐ろしい事実生物特許
アグリビジネスの中での均一化が進んでいます。生物特許(バイオ特許)についての事実
生物特許とは、バイオテクノロジーを用いて人為的につくられた生物・遺伝子・タンパク質などを対象にした特許のことをさします。
バイオテクノロジー企業は、遺伝子そのものが特許として、企業は開発した種や解析したDNA情報を私有する利益として、種を支配しています。
農薬メーカーであったり、製薬メーカーであった化学企業が、世界規模での種会社の買収を行い
傘下に支配しています。
例えばアメリカのモンサントは穀物メジャーのカーギル、ここの種子部門を買収。
さらに、北米・南米の主だった種子会社をことごとく買収。
モンサントは今や、小麦・大豆・とうもろこし・綿花の種をほとんど手中に収めています。
スイスのノバルティス社もモンサントと同じような活動をし、
1997年韓国の業界2位のソウル種苗を買収。
そこを足掛かりに、日本、東アジア地域への戦略を立てている。
日本の大きな種会社といえば、サカタのタネ、タキイ苗種など、
サカタのタネにも大株主として、ノバルティス社傘下のスイスの投資会社の資本が入っています。
WTO協定のもと、資本の自由化を背景に、多国籍バイオ企業の資本が
各国の種苗会社をターゲットに買収や資本参加を行い、ほぼ終わって いるのが現在の状況です。
これは、たいへんな事態です。しかし日本のメディアではほとんど報道されません。
日本は農協の合併が進む中で、国内のシーズ企業が、とても減少しています。
生存に必須の食の分野でこのような独占的状況に陥っており、
売り手優位で、希望の種を手に入れることができなくなるのです。
環境がどんどん悪化し、温暖化が進行している。
いままで栽培できたものが気温の上昇により作れなくなる。
状況が変わった中で、作物を作っていくためには
病害虫に強い高温・乾燥に強い、そういう遺伝子を交配させる必要がある。
いくら高度な組み換え技術があっても、元となる原種がなければ、
組み換え技術すら行えなくなる。そういう貴重な原種を
遺伝子組み替え技術によって汚染させているという状況が進んでいる。
多国籍企業が種会社を買収し、遺伝子組み換えの種を世界中に売っていく。
特許のかかった種であるから、自家採種は特許権の侵害にあたるとして、
農家で種の自家採種を禁止しています。犯すと種を手に入れることが出来なくなります。
企業が有用な原種を持ち出し、その遺伝子を解析して新たに特許を取る。
例としては、タイの"ジャスミンライス"という香りの良い、おいしい高級米があるが、
特許を取り商標まで奪い、タイの農民がそれを輸出できなくしてしまった。
グローバル化による金融支配が大きく報じられる中で
もっと根源的な重要な事態が進行しているのです。
生物特許とは、バイオテクノロジーを用いて人為的につくられた生物・遺伝子・タンパク質などを対象にした特許のことをさします。
バイオテクノロジー企業は、遺伝子そのものが特許として、企業は開発した種や解析したDNA情報を私有する利益として、種を支配しています。
農薬メーカーであったり、製薬メーカーであった化学企業が、世界規模での種会社の買収を行い
傘下に支配しています。
例えばアメリカのモンサントは穀物メジャーのカーギル、ここの種子部門を買収。
さらに、北米・南米の主だった種子会社をことごとく買収。
モンサントは今や、小麦・大豆・とうもろこし・綿花の種をほとんど手中に収めています。
スイスのノバルティス社もモンサントと同じような活動をし、
1997年韓国の業界2位のソウル種苗を買収。
そこを足掛かりに、日本、東アジア地域への戦略を立てている。
日本の大きな種会社といえば、サカタのタネ、タキイ苗種など、
サカタのタネにも大株主として、ノバルティス社傘下のスイスの投資会社の資本が入っています。
WTO協定のもと、資本の自由化を背景に、多国籍バイオ企業の資本が
各国の種苗会社をターゲットに買収や資本参加を行い、ほぼ終わって いるのが現在の状況です。
これは、たいへんな事態です。しかし日本のメディアではほとんど報道されません。
日本は農協の合併が進む中で、国内のシーズ企業が、とても減少しています。
生存に必須の食の分野でこのような独占的状況に陥っており、
売り手優位で、希望の種を手に入れることができなくなるのです。
環境がどんどん悪化し、温暖化が進行している。
いままで栽培できたものが気温の上昇により作れなくなる。
状況が変わった中で、作物を作っていくためには
病害虫に強い高温・乾燥に強い、そういう遺伝子を交配させる必要がある。
いくら高度な組み換え技術があっても、元となる原種がなければ、
組み換え技術すら行えなくなる。そういう貴重な原種を
遺伝子組み替え技術によって汚染させているという状況が進んでいる。
多国籍企業が種会社を買収し、遺伝子組み換えの種を世界中に売っていく。
特許のかかった種であるから、自家採種は特許権の侵害にあたるとして、
農家で種の自家採種を禁止しています。犯すと種を手に入れることが出来なくなります。
企業が有用な原種を持ち出し、その遺伝子を解析して新たに特許を取る。
例としては、タイの"ジャスミンライス"という香りの良い、おいしい高級米があるが、
特許を取り商標まで奪い、タイの農民がそれを輸出できなくしてしまった。
グローバル化による金融支配が大きく報じられる中で
もっと根源的な重要な事態が進行しているのです。
2009年08月15日
越後妻有ツァー
8月25日-27日 休廊します。
彦坂尚嘉さんが案内してくださるので、
新潟へ行ってきます。
丸亀からは、長岡まき子さんと梅谷
25日は東京経由で新潟 津南グリーンピアホテル泊
よく26日彦坂さんと合流します。
勝手ながら休廊しますので、宜しくお願いします。
彦坂尚嘉さんが案内してくださるので、
新潟へ行ってきます。
丸亀からは、長岡まき子さんと梅谷
25日は東京経由で新潟 津南グリーンピアホテル泊
よく26日彦坂さんと合流します。
勝手ながら休廊しますので、宜しくお願いします。
2009年08月12日
死んでしまった町と、生き生きとしている町
歴史的都市の保存からクリエイティブな都市の再生が可能
グローバル化は、世界全体に影響を与えています。問題は、
そのことによって、市場が重視され過ぎていて、私たちの価値感や、
行動の仕方も影響を受けてしまっていることです。
文化にも、このような影響があります。
このことが問題だと感じていないことが本当は深刻な問題だとおもいます。
ただ、世界が一つの大きな市場になっている為に、かえって自分たちらしさ、
自分のアイデンティティや、コミュニティを結びつけるものは何なのかということを
考える機運が生まれています。
今進んでいるグローバリゼーションがこのまま進行すると、
世界中にあるさまざまな歴史的資源や、
あるいは言語さえもどんどん失われてしまうでしょう。
ある意味で、文化的な多様性を保つ努力や独自性も必要でしょう。
面白いことに、一般社会にとって価値が認められない財が、
アーティストの手にかかることで、プラスに転化されることはよくあります。
ただし、市町村の中で、全部が文化都市になるわけはありませんから、
かなりの部分は負ける。死ん行く町になります。
どこから違いが生まれるかというと
観光によって、活性化した町は、常にマイナーチェンジで変化を作り出さないと
いつまでも続かないxでしょう。
観客は、飽きやすく、時代のスピードはおもったよりも速い。
感性という直観力を養っていないと、常に商機を失うでしょう。
それほど、観光産業は難しくなっているとおもいます。
アートツーリズムという観光も大きく舵をきっているようです。
それよりも子供にとって住みやすい場所であること、老人が住みやすい
場所であること。将来にわたってよりよい環境が整っていること、
そういうビジョンがとても大切なことだとおもう。
これまでは競争によって、質が高まるといわれましたが
協力も大切です。協力してこそ、経済、社会、文化的生活を高めることができる
のです。
そういう意味で、成功事例にならおうとする地域は、残念ですが、死んでゆく町なのxです。
グローバル化は、世界全体に影響を与えています。問題は、
そのことによって、市場が重視され過ぎていて、私たちの価値感や、
行動の仕方も影響を受けてしまっていることです。
文化にも、このような影響があります。
このことが問題だと感じていないことが本当は深刻な問題だとおもいます。
ただ、世界が一つの大きな市場になっている為に、かえって自分たちらしさ、
自分のアイデンティティや、コミュニティを結びつけるものは何なのかということを
考える機運が生まれています。
今進んでいるグローバリゼーションがこのまま進行すると、
世界中にあるさまざまな歴史的資源や、
あるいは言語さえもどんどん失われてしまうでしょう。
ある意味で、文化的な多様性を保つ努力や独自性も必要でしょう。
面白いことに、一般社会にとって価値が認められない財が、
アーティストの手にかかることで、プラスに転化されることはよくあります。
ただし、市町村の中で、全部が文化都市になるわけはありませんから、
かなりの部分は負ける。死ん行く町になります。
どこから違いが生まれるかというと
観光によって、活性化した町は、常にマイナーチェンジで変化を作り出さないと
いつまでも続かないxでしょう。
観客は、飽きやすく、時代のスピードはおもったよりも速い。
感性という直観力を養っていないと、常に商機を失うでしょう。
それほど、観光産業は難しくなっているとおもいます。
アートツーリズムという観光も大きく舵をきっているようです。
それよりも子供にとって住みやすい場所であること、老人が住みやすい
場所であること。将来にわたってよりよい環境が整っていること、
そういうビジョンがとても大切なことだとおもう。
これまでは競争によって、質が高まるといわれましたが
協力も大切です。協力してこそ、経済、社会、文化的生活を高めることができる
のです。
そういう意味で、成功事例にならおうとする地域は、残念ですが、死んでゆく町なのxです。
2009年08月11日
文化を活用した地域再生とは
1970 年代、欧米の多くの都市は、高齢化および少子化社会、また産業や中心市街地の空洞化
現象などの社会問題を抱えていました。現在の日本と同じです。
しかしながら1980 年代後半より、都市政策に文化政策を取り込む取り組みが始まり、既存の
歴史的・文化的遺産を再活用しつつ、現代アート・フェスティバルなどの文化的イベント
を仕掛けるなど、「伝統」と「現代」という二つの
要素を共存させ、次第に都市としての自信とダイナミズムを取り戻す施策が試みられました。
その結果1990 年代には、多くの都市が次々と再生を果たしました。
こういった事例をモデルとして、都市から創造性を引き出す
「クリエイティブ・シティ」構想をもとに日本の各地で地域再生 都市再生の試みが
行われるようになったのです。
ここで誤ってはいけないことは、芸術・文化がもつ
創造性をまちづくりに生かしていくことが都市に活気を与え、また住民の活力を
生み出す源泉となったということです。
文化そのものが、地域振興となるのではなく、
住民の活力を引き出すということが重要なのです。
文化による地域再生の場合、人口規模によってではなく、
独自の芸術文化を育てることが出来れば、革新的な経済基盤を持てるのです。
それが「創造都市」というものです。
経営学者の野中郁次郎が『知識創造企業』から引用すると
リストラを名目にした企業の闇雲の人員削減は、長期的に見ると企業の存立を
危うくするものであると批判し、労働者の創造性を引き出す「知識経営」こそ、
今、求められるものであると主張しています。
「創造する力は単に個人の内にあるのではなく、個人と個人の関係、
個人と環境の関係、すなわち『場』から生まれる」と述べ、知識創造の
「場」を重視した企業経営論を展開しています。
この「場」とは、空間と時間とを併せ持った概念です。
創造とは単に新しい発明の連続であるだけではなく、
適切な「過去との対話」によって成されるものです。
「伝統と創造」は相互に影響し合うプロセスだということです。
芸術作品に限らず、およそ財の価値は本来、
機能性と芸術性を
兼ね備えたものでなければ、なりません。
消費者の生命を維持するとともに人間性を高める力を持っているものです。
このような本来の価値(固有価値)を産み出すものは
人間の自由な創造的活動、
つまり仕事work(ラテン語でオペラ)からであり、
決して他人から強制された労働laborではないのです。
生きるための労働に止まるのではなく、本来の仕事を行おうという意識に気づくこと。
そう促せる文化活動こそが必要なのであって、ただ闇雲にアート作品であればいい
というものではありません。
地域プロジェクトに関るアーティスト、
美術関係者も大いに自らを振り向かなければならないでしょう。
そして、本来のこの価値は、これを評価することのできる
消費者の享受能力に出会ったときにはじめて有効な価値となるのです。
才能や資質をどう育てられるか。
そういう意味で、誰かが海や山の向こうからやってきて
幸がもたらされると考えてはいけません。
また、なにか面白うなcircleに参加することで、よしとすることも誤っています。
ボローニャやバーミンガムの「創造都市戦略」など欧州に見られるような「創造の場」
を創り出して都市再生を進めている場所が日本でもいくつかあります。
代表的なケースは、近代産業遺産であるレンガ造りの紡績工場跡を市民参加型の
芸術センターに再生した「金沢市民芸術村」や、伝統的な繊維産地であった
西陣の町家を若い芸術家や職人達の工房として蘇生させる「西陣町家倶楽部」の活動などです。
いずれも若い人々と地域の人々つまり人が重要です。
モノや建物で創造都市は生まれないのです。
現象などの社会問題を抱えていました。現在の日本と同じです。
しかしながら1980 年代後半より、都市政策に文化政策を取り込む取り組みが始まり、既存の
歴史的・文化的遺産を再活用しつつ、現代アート・フェスティバルなどの文化的イベント
を仕掛けるなど、「伝統」と「現代」という二つの
要素を共存させ、次第に都市としての自信とダイナミズムを取り戻す施策が試みられました。
その結果1990 年代には、多くの都市が次々と再生を果たしました。
こういった事例をモデルとして、都市から創造性を引き出す
「クリエイティブ・シティ」構想をもとに日本の各地で地域再生 都市再生の試みが
行われるようになったのです。
ここで誤ってはいけないことは、芸術・文化がもつ
創造性をまちづくりに生かしていくことが都市に活気を与え、また住民の活力を
生み出す源泉となったということです。
文化そのものが、地域振興となるのではなく、
住民の活力を引き出すということが重要なのです。
文化による地域再生の場合、人口規模によってではなく、
独自の芸術文化を育てることが出来れば、革新的な経済基盤を持てるのです。
それが「創造都市」というものです。
経営学者の野中郁次郎が『知識創造企業』から引用すると
リストラを名目にした企業の闇雲の人員削減は、長期的に見ると企業の存立を
危うくするものであると批判し、労働者の創造性を引き出す「知識経営」こそ、
今、求められるものであると主張しています。
「創造する力は単に個人の内にあるのではなく、個人と個人の関係、
個人と環境の関係、すなわち『場』から生まれる」と述べ、知識創造の
「場」を重視した企業経営論を展開しています。
この「場」とは、空間と時間とを併せ持った概念です。
創造とは単に新しい発明の連続であるだけではなく、
適切な「過去との対話」によって成されるものです。
「伝統と創造」は相互に影響し合うプロセスだということです。
芸術作品に限らず、およそ財の価値は本来、
機能性と芸術性を
兼ね備えたものでなければ、なりません。
消費者の生命を維持するとともに人間性を高める力を持っているものです。
このような本来の価値(固有価値)を産み出すものは
人間の自由な創造的活動、
つまり仕事work(ラテン語でオペラ)からであり、
決して他人から強制された労働laborではないのです。
生きるための労働に止まるのではなく、本来の仕事を行おうという意識に気づくこと。
そう促せる文化活動こそが必要なのであって、ただ闇雲にアート作品であればいい
というものではありません。
地域プロジェクトに関るアーティスト、
美術関係者も大いに自らを振り向かなければならないでしょう。
そして、本来のこの価値は、これを評価することのできる
消費者の享受能力に出会ったときにはじめて有効な価値となるのです。
才能や資質をどう育てられるか。
そういう意味で、誰かが海や山の向こうからやってきて
幸がもたらされると考えてはいけません。
また、なにか面白うなcircleに参加することで、よしとすることも誤っています。
ボローニャやバーミンガムの「創造都市戦略」など欧州に見られるような「創造の場」
を創り出して都市再生を進めている場所が日本でもいくつかあります。
代表的なケースは、近代産業遺産であるレンガ造りの紡績工場跡を市民参加型の
芸術センターに再生した「金沢市民芸術村」や、伝統的な繊維産地であった
西陣の町家を若い芸術家や職人達の工房として蘇生させる「西陣町家倶楽部」の活動などです。
いずれも若い人々と地域の人々つまり人が重要です。
モノや建物で創造都市は生まれないのです。
2009年08月09日
菜園
12:10分のボートで本島へ
泊港で、長徳寺のご住職とお会いしました。
「またお世話になるそうじゃな」とニッコリ。
お盆だから、里帰りの人が多くて、船はいつもより2.5倍くらいにぎわっていました。
まず。尻浜にある映画『機関車先生』のロケ地となった、木造の海の家を訪ねました。
その海の家だったところは、西金のまきちゃんが、お母さんの時代から親しくされている方が持っているのです。
アーティストインレジデンス候補地 または作家のスタジオとして考えたかったからです。港から車で移動しなければ
ならない場所。かなり辺鄙なところ。
でも目の前が海で、とてもいい場所です。
95歳になるというお年寄りの女性が一人で暮らしています。
明治生まれとか、気丈で元気なことに一同言葉もありません。
数年前の台風のとき、高潮で数棟が、倒壊したそうです。
それでも、4棟は、今もあります。朝礼台もあります。
水道は5つくらい並んでいて、シャワーもありました。
まさに昭和の雰囲気がそのままそこにあるのです。
その中で、一人のお年寄りが暮らしているのです。
1500坪あるという広大な敷地ですが、丁寧に手入れされた庭
雑草の生えていない敷地で。
昨日は空は青空、海はキラキラして透き通るほど
紫外線も多く、日差しは怖かったのですが、
大きな楠の木陰は、風が通って、とても涼しかったです。
高潮で多くの木が枯れたそうですが、楠の大木は、大丈夫だったそうです。
木陰で見上げていると、精霊が宿っているように感じました。
その後、笠島地区の高島昭夫さんを訪ねました。菜園を下見しました。
笠島地区は、地主として、笠島地区から少し離れた土地を小作の人を雇って農地としていたそうです。
だから家のすぐ近くに菜園はあまりありません。
峠を少し越えて行きました。歩いて行ける距離です。でも暑いです。
埋め墓を通り過ぎてその場所はありました。
海が見えます。
瀬戸大橋を真横に見ることが出来ます。
ゴーンという音がするので、なんだろうと見ていると
架橋の下を列車がゆっくりと走っていました。
大きな貨物船も通り過ぎています。
赤い船 青い船 まるで車が行き交うように、瀬戸内の海は混雑しています。
高島さんは、かぼちゃを栽培されていました。お土産に一ついただきました。
太陽を浴びたかぼちゃは暖かく、重かった。
平野さんも自宅に少し菜園をつくっているそうです。
ゴーヤ、トマト、胡瓜、紫蘇、ねぎetc.
我が家の病院跡地は今駐車場にしていますが、そのうち畑にしようかしら。
高島さんには、理解があって、いろいろアドバイスをいただいています。
菜園づくりとふれあい茶屋の兼務は難しく、別のグループとして考えて見なければなりません。
タグ :本島
2009年08月08日
2009年08月06日
8月5日
昨日、夕方大木裕之さんがアルテに
本島のアクションの件、相談しています。
大木さんもともと山岳部 山歩きもされているので
「本島で住み込んで、料理つくりながら、映画を撮って
農業もやりますよ・・・・ぉ 」と言っています。
今日は私の誕生日なので、昨日大木さんが、「お祝いをしてくださいきました」
大木さんの友達の淵上君は可愛そうに、新居のために土地を買って
建設中だった家が・・・
建設会社の倒産で白紙に・・
別の場所を探して一から再検討中ということなので、
アルテの隣の空き家を住居兼ギャラリーにどうかとか
本島に住んだらとか適当なことアドバイスをしていた。
なんと淵上君 本島の保育所で一ヶ月 保育士をしていた経験があるのだとか
糸崎公朗さんは、金沢レジデンシー中に知り合った建築家の卵さんが
町屋を使ったアートアクションを行っているので、企画コアメンバーとして推薦するという。
企画力 及び 創造力のある人が集まってくれると、きっと中身の濃い
面白い事業に育てられるとおもいます。
そんな一日でした。
そして本日は、糸崎さんのフォトモがらみで東京電通の方から
たまたま似たようなアイデアで計画があるからと、事前にご連絡いただいたのです。
大きな仕事の場合はこれくらい慎重に進めなければならないのですね。
糸崎さんの扱い画廊ということで、わざわざ東京からこちらに説明にいらっしゃるというので
メールと電話でいいです。とお伝えしたのですが、IT情報化革命は地方都市に暮らしていても
仕事の範囲は拡大しましたねぇ。。
とはいえ、昨日からたそがれています。
まあいいんですよ、動いていると嫌なこともあるけど、動いているからってことで
こんぴらアートは今となっては嫌な思い出ですが、糸崎公朗さん、彦坂尚嘉さん、吉峯和美さん、安倍安人さん
などの作家と新に仕事を展開できるきっかけになりました。
そういう意味で私は犠牲を払うことになりましたが、大きな成果をいただいたとおもっています。
こんぴらアートについて 経過が周知されていなかった部分もありまして、
でもしつこく言っておいたほうがよさそうなので、ここに書いておきます。
2008年実施したこんぴらアートは、四国経済局の中央商店街活性化対策費の中から
採択された事業助成でした。助成の方法は規定に基づく総額の1/2でした。
実行委員会が1/2の資金を負担して行わなければならないものでした。
ところが、
地元実行委員会は、経費支払い時に、実行委員会の責任を認識していませんでした。
つまり、アルテの提案のよる企画を応援しようというスタンスで、形だけの実行委員会
だったということです。
琴平では、こういうことをよくやっているのでしょうね。
そこで誰かが支払わなければならないので、こんぴらアートに係った経費の一部を、
参加費とチケット売り上げで支払うことが出来ました。
収入は、参加費16名分560,000円
チケット売り上げが、29万円
計 850,000-
チケットを前売りを含めて200枚委託していました。
実行委員会のメンバーが、地元の旅館業者や土産物業者だったので、
記録集のために協賛広告を実行委員会では何度もお願いしていました。
全くチケットは販売されていませんでした。
そしてもちろん琴平の関係者からは協賛広告が1社もありませんでした。
もちろん、実行委員会は委員会として責任を感じてはいません。
経費を圧縮して最終事業経費は、3,141,317-
不足分はアルテの負担として支払い継続中です。
経済産業省に採択された事業でしたが、今回は実行委員会が
機能しなくなったため、廃止手続きを行いました。
事業助成は、行われませんでした。
夢戦略会議の方に「アートによる新たな観光振興」の説明をさせていただいて、
会のメンバーとして招待されたのですが
全てがグズグズの、無責任な責任者不在の振興会議でした。
いま琴平町は前副町長のJAからの不正融資の問題が持ち上がっているようですが
不正借り入れ問題が特異な個人の犯罪ということではなく、
琴平には、こういった腹黒い、私利私欲のDNAが記述されているのだと感じるのです。
私は、他者の犠牲の上に私たちの生があると考えています。
多くの人に犠牲やがまんを強いた昨年のこんぴらアート展
時間はかかっても、責任を取らなければならないとがんばっています。
2009年08月04日
「Wish You Were Here」
瀬戸内海は古くより、交通の大動脈でした。海のほうが人やものやお金が集まったところでした。塩飽本島は、その歴史的背景を丹念に見て行かないと、アート作品は地域の中で関係性を持てないでしょう。
設置された作品を周遊鑑賞させるスタイルのアートプロジェクトとAIRの形で、作家が一定期間滞在して地域の人と交流する中でなんらかのアクションを起こし、または痕跡や記憶を遺すというスタイルとは明らかな目的や効果の違いがあるとおもいます。
3年前、本島では記憶に残るが作品は遺さない。まず島の人々から歴史や暮らしについて様々なことを伺う、そして交流する ということを基本に考えました。小説家をレジデンスアーティストとして選んだのもそういう意味からです。
そしてこれからは、ふれあい茶屋を再生することが大目的で、その後アートから様々な提案を行いたいと考えます。
まずは菜園づくり、アーティスト・イン・ファームと考えています。島では自分たちの食材を確保することからはじまりますから。モノがない不自由を体験しましたが、かえって充実した別の価値の豊かさを感じました。
自然の中で暮らすと、生命力が蘇るようでした。都市型の美術はここでは意味がありません。現代アートが都市の文化であるとしたら、地方からのアートとはなにかを考えています。農業はいろんな可能性を持っています。
今の日本では、ある意味未開の産業(というより歪な産業)ですから、芸術分野からのアプローチは非常におもしろいと思います。
農業者が思ってもいなかったような可能性があるとおもうのです。
テーマ 「Wish You Were Here」-あなたがここにいてほしい-。
あなたとは、アーティストであり、ここに訪れる人々であり、地域の住民です。
設置された作品を周遊鑑賞させるスタイルのアートプロジェクトとAIRの形で、作家が一定期間滞在して地域の人と交流する中でなんらかのアクションを起こし、または痕跡や記憶を遺すというスタイルとは明らかな目的や効果の違いがあるとおもいます。
3年前、本島では記憶に残るが作品は遺さない。まず島の人々から歴史や暮らしについて様々なことを伺う、そして交流する ということを基本に考えました。小説家をレジデンスアーティストとして選んだのもそういう意味からです。
そしてこれからは、ふれあい茶屋を再生することが大目的で、その後アートから様々な提案を行いたいと考えます。
まずは菜園づくり、アーティスト・イン・ファームと考えています。島では自分たちの食材を確保することからはじまりますから。モノがない不自由を体験しましたが、かえって充実した別の価値の豊かさを感じました。
自然の中で暮らすと、生命力が蘇るようでした。都市型の美術はここでは意味がありません。現代アートが都市の文化であるとしたら、地方からのアートとはなにかを考えています。農業はいろんな可能性を持っています。
今の日本では、ある意味未開の産業(というより歪な産業)ですから、芸術分野からのアプローチは非常におもしろいと思います。
農業者が思ってもいなかったような可能性があるとおもうのです。
テーマ 「Wish You Were Here」-あなたがここにいてほしい-。
あなたとは、アーティストであり、ここに訪れる人々であり、地域の住民です。
2009年08月02日
美意識
美しい生き方を目指したいです。
過去の人間の、生き方や美意識には、香たつ魅力を感じます。
■ 江戸町人の美意識をさす言葉に「いき粋」があります。
もうひとつの読み方が、粋とかいて「すい」です。
「すい」は、上方の美意識といえ、内容は優れていること、混じりけのないこと、純粋をさす言葉です。
さてここで問題です。
着物の柄にある縦縞と横縞、どちらが「いき」なのか。
正解は、縦縞
より平行線を知覚させるからだそうです。
祖母は縞柄は、品がないといっていました。
品格と粋とはまた性質が異なる感覚です。
粋とは特殊な地域に暮らす人の美意識といえるでしょう。
二つの線は限りなく近づくが決して接しない、その状態が「いき」なのだそうです。
「決して接しない=平行線」を強調する縦縞が「いき」なのは、その所為です。
もはや一般的には死語の状態。

美術関係者、美術愛好家にはかなりこの感覚(美意識)がわかる方が多いのではないでしょうか。
■美術関係者、美術愛好家とは
美術商の中でも、作品展示や販売するための占有するスペース(ギャラリー)を持っている場合は画廊やギャラリー、あるいはギャラリスト(Gallerist)と呼ばれます。単に作品を安く買い高く転売することを目的とするブローカーやディーラーとギャラリスト(画廊主)は、その仕事の内容と顧客の質が異なっています。
自前のスペースを持ち、自ら見出した契約作家を育成しギャラリーで最高の状態で展示するというリスクを抱えることで、美術家をプロモートし、美術家と共に歩み美術を育成する存在です。質や専門性、信頼性を保つために、画廊としての取り扱い作家や見識を決め、それに沿った企画展示をと心がけています。画廊の雰囲気というものも大切です。
いい美術品を求める顧客と美術品を売りたい作家を仲立ちし、結果、社会と美術界をともに発展させる仕事です。
丸亀に開廊してアルテは今年で9年目になりますが、画廊の雰囲気について、納得でlきないところが・。
粋やすいの、その逆が野暮です。
過去の人間の、生き方や美意識には、香たつ魅力を感じます。
■ 江戸町人の美意識をさす言葉に「いき粋」があります。
もうひとつの読み方が、粋とかいて「すい」です。
「すい」は、上方の美意識といえ、内容は優れていること、混じりけのないこと、純粋をさす言葉です。
さてここで問題です。
着物の柄にある縦縞と横縞、どちらが「いき」なのか。
正解は、縦縞
より平行線を知覚させるからだそうです。
祖母は縞柄は、品がないといっていました。
品格と粋とはまた性質が異なる感覚です。
粋とは特殊な地域に暮らす人の美意識といえるでしょう。
二つの線は限りなく近づくが決して接しない、その状態が「いき」なのだそうです。
「決して接しない=平行線」を強調する縦縞が「いき」なのは、その所為です。
もはや一般的には死語の状態。

美術関係者、美術愛好家にはかなりこの感覚(美意識)がわかる方が多いのではないでしょうか。
■美術関係者、美術愛好家とは
美術商の中でも、作品展示や販売するための占有するスペース(ギャラリー)を持っている場合は画廊やギャラリー、あるいはギャラリスト(Gallerist)と呼ばれます。単に作品を安く買い高く転売することを目的とするブローカーやディーラーとギャラリスト(画廊主)は、その仕事の内容と顧客の質が異なっています。
自前のスペースを持ち、自ら見出した契約作家を育成しギャラリーで最高の状態で展示するというリスクを抱えることで、美術家をプロモートし、美術家と共に歩み美術を育成する存在です。質や専門性、信頼性を保つために、画廊としての取り扱い作家や見識を決め、それに沿った企画展示をと心がけています。画廊の雰囲気というものも大切です。
いい美術品を求める顧客と美術品を売りたい作家を仲立ちし、結果、社会と美術界をともに発展させる仕事です。
丸亀に開廊してアルテは今年で9年目になりますが、画廊の雰囲気について、納得でlきないところが・。
粋やすいの、その逆が野暮です。
タグ :ギャラリーアルテ
2009年08月01日
アーティスト・イン笠島~WISH村
■ 体験WS
ワークショップなどをして滞在を有意義にしてもらう
(ただ見るだけと体験するのでは思い出が違うと思うのです)
■ 本島ネットショップ
ネットショップを開き、特産品・作品・手作り農産品販売・・・ネット販売
⇒発送体制
購入してくださった方に、本島で使えるクーポン券丸亀や本島でつかえるもの。
有機野菜の手作りの食材⇒いい商品で売る方向
商圏を広くすることが可能になる。全国が商圏となる
■ 体験型のアート観光
アート鑑賞
ワークショップ
島の郷土料理をお年寄りと一緒につくる体験WS
■ 島の特産品
島のオリジナル商品
島の土(適したものがあれば)を使って、陶器を焼いて島ブランド的な感じで販売する。又ふれあい茶屋の食器として使っても良い。(了承してくれれば)
昔の道具(台所用品、灯りなど)昔から伝わった作り方で、島の人と一緒につくる。アーティストがかかわってデザインを考える。
島の特産品(加工品を作れればなお良い)パッケージを考える。
例)新潟の萌え系のイラスト入りの米などパッケージで売れ行きも変わる。
■ アーティストハウス
・・・・本島全体の中で
若いアーティスト(美大生とかでも)がアパートに泊り込んで、作品を残していく、
(本島では茶屋、農業もやってもらいながら)
■広報・告知
たくさんの人がかかわると関わった人が人を連れてきたり、
口コミで早く浸透するのでは・・・島のオリジナル商品を作る アピールになる
ワークショップなどをして滞在を有意義にしてもらう
(ただ見るだけと体験するのでは思い出が違うと思うのです)
■ 本島ネットショップ
ネットショップを開き、特産品・作品・手作り農産品販売・・・ネット販売
⇒発送体制
購入してくださった方に、本島で使えるクーポン券丸亀や本島でつかえるもの。
有機野菜の手作りの食材⇒いい商品で売る方向
商圏を広くすることが可能になる。全国が商圏となる
■ 体験型のアート観光
アート鑑賞
ワークショップ
島の郷土料理をお年寄りと一緒につくる体験WS
■ 島の特産品
島のオリジナル商品
島の土(適したものがあれば)を使って、陶器を焼いて島ブランド的な感じで販売する。又ふれあい茶屋の食器として使っても良い。(了承してくれれば)
昔の道具(台所用品、灯りなど)昔から伝わった作り方で、島の人と一緒につくる。アーティストがかかわってデザインを考える。
島の特産品(加工品を作れればなお良い)パッケージを考える。
例)新潟の萌え系のイラスト入りの米などパッケージで売れ行きも変わる。
■ アーティストハウス
・・・・本島全体の中で
若いアーティスト(美大生とかでも)がアパートに泊り込んで、作品を残していく、
(本島では茶屋、農業もやってもらいながら)
■広報・告知
たくさんの人がかかわると関わった人が人を連れてきたり、
口コミで早く浸透するのでは・・・島のオリジナル商品を作る アピールになる