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Posted by あしたさぬき.JP at

2010年01月26日

本島がどう刺激的だというのか

島はないものが多いから、欲望を制限している

つまりストイックな状態なのだ。

コンビにも市場もない。季節の野菜(いまなら、大根と春菊と白菜とほうれん草といったところ)は

現地でいただくことが多いが、食材はすべて丸亀から運ぶ。

野菜は、色も味も濃い。スーパーマーケットで買った野菜は

整っているが、なんだか生気がないと感じるようになった。

ものたらないですよ。ひ弱な野菜は、形だけで栄養も少なそうで

詐欺っぽいと思った。

豆腐や牛乳などたんぱく質は丸亀で調達して、2日分とか3日分に分けてトランクにつめて運ぶ。

港においてある自転車の荷台にくくりつけて運んでるんだ。

笠島地区にはいる坂道が、ちょっと手ごわくて

でも自転車をたちこぎしながら、踏ん張る。。

このストレッチのおかげで、ひざの上の贅肉がとれて ラッキー!

店につくかつなかいかくらいで、誰かが待っている。

今日なにか食べれる??

あわただしく、鍵を開き、電気をつけて

荷物もそこそこ、まずは開店の準備

冬だというのに そこそこ来訪者がある。

●暖房設備は灯油のみ

灯油を運ぶのもまた一仕事です。

島内で買ってみたが、丸亀市内なら1L が56円のところ

島では90円だった。丸々18L分の価格の差に

丸亀から運ぶことにしている。

運べる量は限られているので、暖をとるのも かなり気を配ることに

日々の暮らしに注意を払うことは

とても ていねいなことで心地よいのだ。

●料理のレシピを調べているときも 感覚が先鋭になっている。

調味料の配合はどにくらいというものをイメージしてみる。

数量を覚えるのでなく、イメージで記憶する。

手順も視覚的に確認する。

感覚が鋭くなる。

なにもないということは 繊細にさまざまなものの存在を知覚する感覚が敏感になる。

(つづく)




  


Posted by ギャラリーアルテ at 12:06Comments(1)art

2010年01月23日

1月20日は

いつも見かける とんびが 頭上でゆったりと気流にのって旋回していた。
私が見上げているのがわかっているのじゃないか と感じる距離だ。
私を小動物だと思った?
とんびの腹を真下からじっくり眺めた。

自然の中深く暮らしていると、ときおり時間の質が変わる。

こういう時間が好きだ。

20日の出来事は
●長くNYに暮すアーティストが、法事で岡山へ里帰りされた際にわざわざたずねてくださった。
ブログをご覧くださっているそうだ。
彼は「自分は、まだ欲望が強い」と話した。だから私のここでの試みは、まったく異なるアプローチで
面白いと感じられたそうだ。
NYは現役の人が暮す町だそうだ。刺激的で挑戦的で、そこが心地よくて暮らされているのだろう。
東京など都市も規模は違っても まあそうだろう。
いろいろ異なる価値観に触れることができた。
それで気づく。
私にとって 「本島の生活は、東京などの都市よりも、刺激的だと感じているんだ」と・・・。

夜 高島さんに「米スケ」という魚をいただき。ベイスケ鍋を教えていただきながら作る。
まきちゃん、山田タクシーさん、高島さん 4名で鍋を囲む。
ベイスケと呼ばれる魚は、うなぎの大きなもの
ぼらのように骨きりをして、鍋にするそうだ。
美味しかった。初めて食べた。

食べるということはとても不思議なことだ。




  


Posted by ギャラリーアルテ at 07:48Comments(0)art

2010年01月16日

咸臨丸の水夫

昨日15日は、笠島公民館で新年会がありました。
その席で長徳寺のご住職から
あたらしやから咸臨丸の水夫になった人がいるというお話を伺いました。




今年は、咸臨丸がアメリカに渡って150年目になるそうです。
各地で「2010年/万延元年遣米使節150周年」のイベントが催されます。
咸臨丸の乗組員には多く塩飽諸島出身者がいるのですが、
アルテのお借りしている建物の持ち主が咸臨丸の乗組員だったそうなのです。

【高島 清蔵 45 - 1816(文化13)年4月27日生
1896(明治29)年3月28日没<享年81歳>
戒名=高島院清荘正富居士
墓碑は笠島薬師堂の前にある。清造と書かれる場合がある。】

当時の年齢が45歳と記述があるので、かなりベテランですね。

  


Posted by ギャラリーアルテ at 13:20Comments(0)art

2010年01月14日

廣瀬純(龍谷大学経営学部 教員)

13日・14日 本島お休みします。

福武学術文化振興財団からの活動支援を受けることにしました。
そこでまず核は私が提示しなければなりません。
少し集中して、考えたかったので、自宅にこもっています。
15日からは平常どおりアルテ開きます。
少し勝手して申し訳ありません。

丸亀で廣瀬純氏の本 読んでいます。
この方の選書などもそろえた書籍コーナーも作ります。



  


Posted by ギャラリーアルテ at 01:36Comments(0)art

2010年01月13日

知性の質

AITからレクチャー・シリーズ「Tokyo Art School」興味ある講座なので、掲載します。
表現の場作りをしたいと考えている方やそのためのヒントを探している方などにおすすめかも。
内容・クオリティいずれも良質な講座は県外に求めるしかない。
このクオリティの講座を香川で見たことがない。
オーディエンスはいるはずだが、県内では主催者のほうが意識が低いように感じる。
わかりやすくということで、主催者の低いレベルにあわせて企画するからだ。

とはいっても変化は顕在化しつつあるのだろう。
見えないところで進む新陳代謝が社会のさまざまなところで顕在化している。
そこから何を読み取るか。

老舗の画廊の閉廊が続いている。
銀座の村松画廊閉廊、近くギャラリー山口も閉廊するそう。
彦坂さんがいわれるように、確かに近代という時代の中で生まれた画廊の時代は終わった。

それがもっと目に見えるようになるのが2010年の今年という年ではないのだろうか?
アーティストも同じ、さまざまな人々に変化と影響が見えてくる。
私的な記述作品の貧しさが見えてくる。若手に多くみられる表現だが、
その内容のなさが、人々に見えるようになるだろう。

◆第6回「『壁』のない東京へ」
レクチャラー:塚本 由晴(アトリエ・ワン/建築家)
安冨 歩(東京大学東洋文化研究所教授/社会生態学者)
時間:1月16日(土) 13:00-16:00 (開場:12:30)

想像力に満ちたコミュニケーションが人から人へつながってゆくところに、いきいきとし
た社会環境は生まれます。しかし、社会を見渡してみると「組織的な壁」や「物理的な壁」
が、人々の心にも「壁」を作っているように見えます。本講座では、さまざまな「壁」を超えて、
一人ひとりの想像力や創造性が発揮できる「東京」を探ります。

建築家の塚本氏のレクチャーでは、東京の戸建て住宅の歴史やそれによって生まれた
地理から、「東京」という都市空間の捉え方とそこへの働きかけ方について考えます。
また、経済学や社会学などの領域で幅広い研究をしている安冨氏は、高度に組織化
された「東京」で、個人の意思を持っていきいきとした活動を展開する可能性につい
て、マイケル・ジャクソンの思想と活動を頼りに探ります。


【Tokyo Art School 概要】
時間:13:00-16:00 (開場:12:30)
会場:ヒルサイドプラザ(東京都渋谷区猿楽町29-10)
定員:各回100名(要予約・先着順)
入場料:各回一般1,000円、学生/AITメンバー800円 ※当日受付にて支払い
主催:東京都/東京文化発信プロジェクト室(財団法人東京都歴史文化財団)、
特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
協力: ヒルサイドテラスほか
URL:https://bh-project.jp/artpoint/lecture/index.html

【お申し込み方法】
下記のいずれかの方法でお申し込みください。
[1] https://bh-project.jp/artpoint/lectureform/ よりオンラインにてお申し込み。
[2] 件名を「Tokyo Art School」とし、下記を明記の上、(03-3780-0266)へFAXでお申し
込み。
1. お名前 2. 電話番号 3. メールアドレス 4. 住所 5. 一般 or 学生 or AITメンバー
※AITメンバーとは、「AITメンバーシップ・プログラム」の「ハウスメンバー」、「サポートメンバー」、
「ベースメンバー」のことを指します。
詳細はAITのHP: http://www.a-i-t.net/ 


  


Posted by ギャラリーアルテ at 19:20Comments(0)art

2010年01月11日

1月11日

今日は大木さんのお友達の淵上君が結婚する日だ。
今年は7:40分のフェリーで毎日通勤しようと思っているのだが、
昨日保存センターの東さんたちがピザのご注文下さった上に
明日(11日)はカレーのご予約をいただいたので、本島に泊まりました。

やっぱり本島泊のほうがすばやく対応できるので、1泊2泊する方がよいようです。
これからの予定としては、確かNYで暮らしている方が、一時帰国される際に
本島に来てくださるそうです。日程はまだ不明。

リコシェの柳ケ瀬さんが月末本島泊の予定で訪ねてくださる。
Bookフェアや展示の打ち合わせのためだ。

アートフェアの準備やHPの更新
作品リストの整理や福武財団から送られてきた資料の読み込み
かもめ食堂のサチエさんが着ていたブラウスを作りたいので
リバティの布をいろいろ選択中
エプロンやブラウスを縫いたいのです。時間つくりたい。。

しなければならないことや
したいこと 20%くらいしか出来ていない。
集中したいです。
  


Posted by ギャラリーアルテ at 13:41Comments(0)art

2010年01月08日

申請採択されました

先ほどまで、泊の方が来て下さっていました。

歴史的建造物の研究をしたいと、東京理科大の学生君が、訪ねてくれました。

平成21年度瀬戸内海文化研究・活動支援助成
決まりました。

スイッチオンです。
  


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2010年01月07日

ふれあいの館で七草粥



笠島では、毎年お接待で七草粥をふるまうのだそうです。
私たちもご馳走になりました。
とても美味しかった。。


中屋敷君が昨日からアルテに滞在しています。
今日は快晴。日差しがまぶしい。




  


Posted by ギャラリーアルテ at 15:03Comments(0)art

2010年01月05日

明日から本島通勤はじまりま~す

寒い。
外は曇り空。今年のお正月は、自宅でゆったりのんびりした。
毎年はどこかへ出かけて年末年始を過ごすので、かなり活動的に
動きまわり、つまり年頭からスイッチオン状態でした。
足が痛くなるほど歩くので、年頭だけはいつも足がほっそり
足首キュッと・・。
なのにギャラリーが始まると、運動量が少なく、徐々に象足に。。

今年は例年とはまったく違う。
自宅でお料理とお掃除をするのが新鮮で
嬉々としてすごし、そして録画していてもまったく見ることができていなかった
ドラマやドキュメンタリーや報道特集などなどをどっぷり堪能し、
さらに自宅は光なので、快適なネットサーフィンを楽しみました。。

ようやく明日から本島へ通う時間が始まります。
といっても1月2月の本島は観光客はかなり少ないそうで、
保存センターも土日・祝日のみの開館だそうであるから、
3月までは冬休み状態が続く。
その間に宿題すませておかなきゃ。。

丸亀からの通勤はいい運動量があって、これは心身にとてもいいから
寒さにめげずにがんばってゆきましょう。

明日・あさって京都から中屋敷君が本島を訪ねてくれる。
今年の計画 練ります。たのしみじゃ。。  


Posted by ギャラリーアルテ at 14:10Comments(0)art

2010年01月03日

2010年明けました

「一枝の寒梅が春に先駆けて咲き香る趣があった」と評された武市半平太の時世

ふたゝひと 返らぬ歳を はかなくも 今は惜しまぬ 身となりにけり

「アア、けしからぬ世の中にて候。」
と、しきりに憤慨しながら、慶応元年5月、遂に切腹の断罪が下り、三つ文字に腹かき切って果てた。満36歳。

品行方正という以上に、自己に厳しく、また周囲の者にもそれを求め、潔癖、律儀、悪く言えば、融通の利かない頑固な気質が彼の心棒になっていた。

武市半平太をどうしてと質問されますか

世の中は、複雑になっていて、多くの一般の人々はもう理解できない世の中の仕組みになっています。
単純にわかりやすく語れることを求めるのですが
単純化できるほどたやすいものではなくなっているのです。

今年は昨年にも増して
喪失感を感じる一年となるでしょう。
恐れません。そしてわからない人との離別を
むしろ寿ぐ私なのです。

新年明けましておめでとうございます。

  


Posted by ギャラリーアルテ at 03:28Comments(0)art