この広告、メッセージは90日以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事でこのメッセージが消せます。
  

Posted by あしたさぬき.JP at

2009年08月06日

8月5日


昨日、夕方大木裕之さんがアルテに
本島のアクションの件、相談しています。
大木さんもともと山岳部 山歩きもされているので
「本島で住み込んで、料理つくりながら、映画を撮って
農業もやりますよ・・・・ぉ 」と言っています。

今日は私の誕生日なので、昨日大木さんが、「お祝いをしてくださいきました」

大木さんの友達の淵上君は可愛そうに、新居のために土地を買って
建設中だった家が・・・
建設会社の倒産で白紙に・・
別の場所を探して一から再検討中ということなので、
アルテの隣の空き家を住居兼ギャラリーにどうかとか
本島に住んだらとか適当なことアドバイスをしていた。

なんと淵上君 本島の保育所で一ヶ月 保育士をしていた経験があるのだとか

糸崎公朗さんは、金沢レジデンシー中に知り合った建築家の卵さんが
町屋を使ったアートアクションを行っているので、企画コアメンバーとして推薦するという。
企画力 及び 創造力のある人が集まってくれると、きっと中身の濃い
面白い事業に育てられるとおもいます。

そんな一日でした。

そして本日は、糸崎さんのフォトモがらみで東京電通の方から
たまたま似たようなアイデアで計画があるからと、事前にご連絡いただいたのです。
大きな仕事の場合はこれくらい慎重に進めなければならないのですね。
糸崎さんの扱い画廊ということで、わざわざ東京からこちらに説明にいらっしゃるというので
メールと電話でいいです。とお伝えしたのですが、IT情報化革命は地方都市に暮らしていても
仕事の範囲は拡大しましたねぇ。。

とはいえ、昨日からたそがれています。
まあいいんですよ、動いていると嫌なこともあるけど、動いているからってことで
こんぴらアートは今となっては嫌な思い出ですが、糸崎公朗さん、彦坂尚嘉さん、吉峯和美さん、安倍安人さん
などの作家と新に仕事を展開できるきっかけになりました。
そういう意味で私は犠牲を払うことになりましたが、大きな成果をいただいたとおもっています。

こんぴらアートについて 経過が周知されていなかった部分もありまして、
でもしつこく言っておいたほうがよさそうなので、ここに書いておきます。

2008年実施したこんぴらアートは、四国経済局の中央商店街活性化対策費の中から
採択された事業助成でした。助成の方法は規定に基づく総額の1/2でした。
実行委員会が1/2の資金を負担して行わなければならないものでした。
ところが、
地元実行委員会は、経費支払い時に、実行委員会の責任を認識していませんでした。
つまり、アルテの提案のよる企画を応援しようというスタンスで、形だけの実行委員会
だったということです。
琴平では、こういうことをよくやっているのでしょうね。
そこで誰かが支払わなければならないので、こんぴらアートに係った経費の一部を、
参加費とチケット売り上げで支払うことが出来ました。
収入は、参加費16名分560,000円
チケット売り上げが、29万円
計 850,000-

チケットを前売りを含めて200枚委託していました。
実行委員会のメンバーが、地元の旅館業者や土産物業者だったので、
記録集のために協賛広告を実行委員会では何度もお願いしていました。
全くチケットは販売されていませんでした。
そしてもちろん琴平の関係者からは協賛広告が1社もありませんでした。
もちろん、実行委員会は委員会として責任を感じてはいません。

経費を圧縮して最終事業経費は、3,141,317-
不足分はアルテの負担として支払い継続中です。

経済産業省に採択された事業でしたが、今回は実行委員会が
機能しなくなったため、廃止手続きを行いました。
事業助成は、行われませんでした。

夢戦略会議の方に「アートによる新たな観光振興」の説明をさせていただいて、
会のメンバーとして招待されたのですが
全てがグズグズの、無責任な責任者不在の振興会議でした。
いま琴平町は前副町長のJAからの不正融資の問題が持ち上がっているようですが

不正借り入れ問題が特異な個人の犯罪ということではなく、
琴平には、こういった腹黒い、私利私欲のDNAが記述されているのだと感じるのです。

私は、他者の犠牲の上に私たちの生があると考えています。
多くの人に犠牲やがまんを強いた昨年のこんぴらアート展
時間はかかっても、責任を取らなければならないとがんばっています。









  


Posted by ギャラリーアルテ at 15:55Comments(0)art