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Posted by あしたさぬき.JP at

2009年11月30日

11月30日快晴

20日から30日までの10日間とっても忙しくて
PCに向き合う時間がありませんでした。
今日は保存センターは休館日なので、すこしゆっくりとしました。
この10日間のこと報告してもいいのですが、まあ忙しかったという記憶が残るのみで
詳細は霧のように・・・。

一昨日高島さんから大きなチヌをいただきました。
半身は、刺身、半身は焼き魚用に下ごしらえをしてくださいました。
私じゃ出来ないだろうというお心遣い、そのとおりです。
実は魚の目が怖くて、出来ないのです。
でも調理は出来ますよ。あらはあら炊きにしました。美味しく出来ました。
そこで松本さんとマキちゃんに連絡して、8時の最終便で来て貰いました。
魚でつったのかと高島さんは笑っていました。

きてもらってよかった。翌日の29日 関西学院の生徒50名、町あるきもあって、かなり人出が多く、
SAWカフェは準備をしなきゃとしていたら、島のお年寄りがランチのカレーとシチューのご注文で
バタバタしました。りんごを大量にいただいたので、りんごでお菓子をつくろうと松本さんと
二人でタルトタタンづくり・・
いやはや疲労・・。美味しく焼けたので、またご注文をいただきました。

今日は蔵本展最終日、三村君からお電話いただいて、島でまつことに。。
三村君は、体も大きい男子なので、本日のカレー(大豆とブロッコリー)2皿も食べてくれました。

明日はお休みです。
次の展覧会 ハンナさんの個展は12月の予定です。
さてそろそろ、ギャラリー活動の方を充実させたいです。
  


Posted by ギャラリーアルテ at 15:29Comments(0)art

2009年11月21日

昨日は島の人へ向けてのLive

20日午後7時から9時過ぎまで3名のミュージシャンが本島笠島あたらしやにて
「即興Live」イベントを行いました。
テナーサックス 近藤直司 
テナーサックス 南 優  
パーカッション 多田羅茂隆 

笠島の夜は静かなので、「観客はスタッフだけかも・・」といいながら
生ビールやワインを用意して、ストーブで部屋をあたたかくして
雑談していると、ガラーっと玄関戸の開く音がして、島の方々が
きてくださったのです。
お年寄りに向けに、フリージャズの演奏会。
20数名の(60歳代、70歳代、80歳代の)お年寄りがとても熱心に楽しんでくださったのです。
投げ銭形式にしたのですが、なんと千円ずつ置いていってくださるのです。

さらに、今日は島中の方から、昨日はありがとうね。
楽しかったわー
良かったわー
ご近所のお年寄りが「ありがとうとわざわざお電話いただいたり。
昨日は疲れただろうから、作品をまたゆっくり見させてもらいたいというお電話を
下さる方もいらっしゃるのです。

島にいると必ず、誰かしら声をかけて訪ねてくださいますので、
パソコンに向き合う時間があまり取れないのです。
丸亀でギャラリーでのLiveを行っても、あまり人が集まってくれなかったりしたもので
それが当たり前という感覚でしたが、まあなんと、やさしいこと。

島に若いものが来た(いえ私じゃなくてスタッフのこと)
新しく住民が増えた。(これは私)
ということで、とても気持ちよく受け入れてくださっているのです。
今までのように自分の都合で移動は続けられそうにありませんね。
腰を落ちつけて、がんばりましょう。

今日の四国新聞でギャラリーのこと紹介されました。
素敵な文章でした。
毎日新聞、NHKのローカルピックアップなど各メディアでも注目して
いただき、島の方も喜んでいらっしゃいます。
ありがとうございました。

  


Posted by ギャラリーアルテ at 14:50Comments(0)art

2009年11月18日

海の民と山の民

本日はタッチの差で10:40分のフェリーに乗り遅れ、岸壁に取り残されて
後続の12:10の高速艇で本島へ・・・
取材の為にきてくださった四国新聞の中山さん、丸亀から展覧会を見たいと本島へきてくださったお客様
お二人をお待たせしてしまいました。大反省
動き出す前なら、ゲートを空けてくださるフレンドリーな汽船会社なのですが、動き出すと戻れません。

先日のお客様が。海彦山彦のお話をされていました。
平清盛は、神戸に港を開き、宋との交易を進めていました。厳島神社は、瀬戸内海を通行して日本へ訪れる人々を向かえる迎賓館であり、清盛がもう少し長く生きていたら、源氏との争いに負けていなかったら、日本という国の形は今とは違っていたのではないでしょうか?源氏も徳川家康も山の民であり、その後日本は鎖国をすすめて、国の形が形成されました。
歴史に「たら」はないのですが、海の民が国政をつかさどった場合は、日本人の形は大きく異なっていたでしょう。

本島は、海の民の島です。塩飽水軍として名をとどろかせた、操船の技術に優れた人々の島です。
笠島の夜は静かです。
瀬戸内の波の音を聞きながら、過ごす夜はこんな空想に思いを巡らせているのです。
  


Posted by ギャラリーアルテ at 21:11Comments(0)art

2009年11月14日

13日も14日も本島泊

13日は、NHKの取材があって、なにかとあわただしく過ごすことに・・。
本島でのガスを使ってチキンライスをはじめてつくる。
見栄えも味も出来栄えはよく、ちょっと満足。

夜は、真木のおばあちゃん(8*才)と高島さんを招いて、赤べえ鍋。

今日14日は、京都造形大の学生の来廊があり、いろいろ今後のお話をしていると
鳥取から21名の方が笠島へ観光にこられ、ギャラリーにもお立ち寄りいただく。

明日15日は、東京在住の山神悦子さんが帰省中で、お母様と来廊予定。
他に遠山さんたちが6名の予定。明日も忙しく過ごすことでしょう。
静かな島ライフはまだまだ先に。

島の方も毎回数人アルテにいらっしゃって、おかげさまで島カフェはにぎわっている。
でも忙しい。
DMの発送がさらに遅れるので、京都の方面で配布してと京都から来た学生君に
委託することにした。

20日 本島アルテにて19:00より即興Live演奏
ミュージシャンが笠島滞在なので、夜は宴会かな?

23日はふれあい祭りがある。
9:00に臨時便 が丸亀から走ります。
ふれあい祭りは10:00-16:00
この日は、アルテは、おでんやスープ、お食事が出来ます。
昼間のワインmenuもつくりますよ。




  


Posted by ギャラリーアルテ at 19:26Comments(1)art

2009年11月12日

レジデンスとして使用させていただける建造物2棟あり

11月1日からギャラリーをオープンしています。
早速京都や山口、岡山などからアート関係者が本島のアルテを訪ねてくださって、なんだか
にぎやかに過ごしています。
それに島の方も、うわさを聞いて訪ねてくださいます。
昨日は、高松の友人がワインとおいしいチャーハンをもって、下見に訪れてくださいました。
昼間のワインパーティーとなりましたが、お隣の愛子おばちゃんが3時の珈琲を飲みたいと
きてくださったので、私はお仕事・お仕事。
小阪の方が話に聞いたと孫を伴って、作品鑑賞に来ても下さいました。
シンノスケ君といったかな?6歳の男の子、おじいちゃんに連れられて、珍しそうに作品を見ている姿もいいものだと思いましたよ。

この建物は明治時代に建ったもので、伝建なので、屋根瓦はその時代のものを使っています。
修復は20年まえにされたので、また少し屋根の修復が必要となっているのです。
つまり、一部雨が漏っているのです。
一昨日の火曜日はお休みで丸亀に戻っていたのですが、どうにも雨が気になって
高島さんに頼んでみてもらってもいきのですが、なんだかんだとお願いしては申し訳ないので、
最終便8:00のボートで本島へ行きました。
まっくらなので、島の方で山田さんという方にお願いして、車で連れて行ってもらいました。
助かりました。
あわてて引き戸を開けて、電燈をつけると、作品に雨がかからないように移動してくださって
いました。高島さんだ。。このときはほんとうに高島さんの暖かさを感じて、とてもうれしかったです。

島のかたはとても親切です。せっかく来てくれたんだからと、なにかと気をかけてくださるかたが多いのです。

毎日必ず訪ねてくださるので、なにかと忙しくあわただしく、過ごすことになります。
夜泊まったときだけ、ほっと島の暮らしを堪能できるのです。
ずーっと島にいるほうが、島の人はうれしいみたいですが、自宅もあるので、
そうも勝手は出来ません。そこで、金土日だけ島に泊まることにしました。

●20日に知人のミュージシャンが本島の人に向けてLiveを行ってくださるのです。夜泊まり込んで、笠島のふれあい祭りがあるので、21日-23日は島には沢山の方が訪れます。
民宿の大倉邸でも作品展をされる方があり、大倉邸に泊まってもらうか、
アルテに泊まってもらうか、考え中の相談を高島さんにしたところ

「まあ、ちょっとついていらっしゃい」というのです。
アルテの裏の田中小路沿いの2軒の建物を見せてくれました。
4~5人くらいならここに泊まれるじゃろ。エアコンもあるぞ。。
伝建の建物です。中は生活できるように改装されていました。
庭にはバーベキューが出来る石組みが。。
すごーいい。
ここならレジデンシーが出来ますよ。と私がうれしそうにニコニコしていると

もう一軒もあるぞ。といって見せてくださった家は
高島さんが棟梁として新築した、古い家屋を新築で建てたものでした。
屋根裏の木組みがそのままに、屋根裏にも部屋が整えられていました。
こういう仕事が出来る大工は、もういなくなった・と高島さん

建築を勉強している人に見せてあげたいと思いましたね。

レジデンスに応募したいと連絡をいろいろいただいています。
真木のおばあちゃんにご飯を作ってあげなければならないし、
AIRのこと、菜園のこと、野菜の先生から分けてもらう食材の準備など

さあさあ、がんばっていきまっしょ。
  


Posted by ギャラリーアルテ at 15:36Comments(0)art

2009年11月08日

パスタとピザ

きょうも快晴。
朝9時ごろからギャラリーの前をスーツ姿のおじさん軍団が不思議そうにのぞきながら専称寺に向かって
歩いています。
猪熊美術館でチラシがあったからと、9時ぐらいにお客様が・・。
ほっとしたのか、すっかり寝ていて、保存センターの東さんに起こされました。
泊まっているとすぐに対応できるから、良かったです。

昨日は倉敷から女性の小グループ、珈琲を飲みたいと立ち寄ってくださいました。
ギャラリーだと知って、「香川は島の近隣で現代アートが活発ですね。」と話しておられました。
児島からフェリーでこられたそうです。「20分だから早いのよ。次の便は16:35分ゆっくり出来ます。」
といって蔵本さんの作品やフォトモをとても興味深く鑑賞されていました。

一度こられると様子がわかるので、案外この距離がとてもいいようです。
次の船の時間まで、ゆったり島の自然や歴史やアートなど文化を堪能していただけます。
島は歴史的な文化財の宝庫です。
琴平の金丸座と同時代の江戸期の芝居小屋 千歳座が本島は遺されています。まわり舞台の仕掛けもあります。
澤村藤十郎とか歌舞伎役者の公演も以前は催されていたとお年寄りが懐かしそうに語ってくれました。
木鴉神社で現在もご覧いただけます。

◇岡山から本島へのアクセスは、児島からフェリーにのって本島へというコースがあります。
島の方から伺うと、岡山→本島→丸亀というルートで只今の本島は成り立っているのだそうです。

フェリー会社が異なるので、双方記載していないので、知らない人がおおいとか。。

岡山からは
JR児島駅下車 駅すぐ近くが児島港です。
六口丸海運 086-474-6199
本島へは4往復
児島    本島
6:25 →  6:55
9:30 →  10:00
15:55→  16:25
18:30→  19:00

土日は本島アルテに泊まっていまることが多いので
開廊時間も対応できます。事前にご確認いただいたほうがいいです。
アルテ 0877-57-8255まで

勤番所の方や保存センターの方が、本島へいらした観光客のかたを
ギャラリーまで誘導してくださっています。
食事の提供を待ち焦がれてくださっているので、珈琲はお出ししています。
今月20日からパスタとピザをメニューに加えます。地元の魚は提供していただく方が
数人見つかりました。
野菜もOK
まずは、はじめます。

  


Posted by ギャラリーアルテ at 12:17Comments(0)art

2009年11月06日

11月5日

フェリーで本島通勤
きょうから日曜日まで本島泊

笠島まで自転車で行く。
暖かい、ピーヒョロととんびの鳴き声、鳥のさえずリがとても大きく聞こえます。
緑の木々の間をぬって自転車で・・・。

それにしても島中の話題になっているのです。
島の人はみんな新しく店を開いたという噂を知っています。
あの・・笠島でこのたび・・・と話そうとすると
あーしっとるよ。あんたね、がんばりましょうや。。と皆が言う。

なんだか面白い展開。
自転車をこぐ自分の姿を俯瞰して見ている自分がいるようです。

そうそう昨日 フェリーで一緒になった人はアーティストでした。
鄙びた島村の風景が大好きだそうで、もう何十年と通っているそう。
児島から笠島に来ていたかたも10数年来、本島や笠島に通って風景画を書いている方でした。
またフランス人女性が、自転車で島内を巡って観光されていて、保存センターの東さんが
アルテまで案内してくださいました。割と海外の観光客もあるので、英語版急いでつくらねば・・・。

アルテの通向かいに一人暮らしの高島さん(自治会長の高島さんではありません)
は、小船をもっているので、気が向くと魚を採に行くそうです。
小魚を分けてもらうことになりました。
野菜もつくっているそうです。
他にも島のかたはサツマイモ、たまねぎは自家栽培しています。
私も来年は始めたいのですが、今年は完成品を分けていただきます。

それを素材に、まずはピザとパスタつくります。
自治会長の高島さんとお隣の吉田のおばちゃんと保存センターの東さんは、毎日顔を出してくれる。
はよう・・なんか食べ物つくれるともっと人が来てくれるぞ・・といわれています。

いろいろ手続きや準備があるので、少しづつです。
アーティストが運営に参加してくれるといいのですが、
どういう仕組みで行うか只今思案中です。
待っててね。




  


Posted by ギャラリーアルテ at 16:48Comments(0)塩飽本島

2009年11月04日

本島


入り口です。

昨日はとても肌寒かったのですが、県内外から十数人のお客様が来てくださいました。
今からセカンドステージ、11月23日のふれあい祭りに合わせて、もろもろ準備を行います。

●藏本秀彦展「COTTON」
 糸崎公朗「丸亀あらたし文化商店街」展という二つの全く異なった内容の展覧会を開催しています。
会期 蔵本展は 11月1日(日)-11月30日(日)まで
    糸崎展は 11月23日までです。

場所 ギャラリーアルテ
〒 763-0221 香川県丸亀市本島町笠島305
開廊時間 a.m.11:30 – p.m.16:30
休廊日 月・火曜日 

藏本秀彦は、香川県生まれ。
藏本は、強制的に鉄粉を酸化させ、あるいは酸化を止めることで独特の色合いをつくりだしています。鉄や銅、すずといった金属を酸化させ、化学反応の過程で変化した色合いを顔料とし、その色合いは時間の経過と共に変化して行きます。 
時間性を創作に取り込んだ作品です。
和の空間での展示は、こんぴらアートに続いていますが、さらに深化し、笠島の町並みや風景と共鳴する形で
見ごたえのある空間を作り出しています。

糸崎公朗による復元フォトモは、丸亀市街地の写真をもとに
写真による立体紙模型の作品です。
糸崎によって撮影されたフォトモとは異なって、今回は撮影者は別の人です。
よって平面のものを立体化する際に、通常のパースがとおった構成とはなっていません。
そこに制作する際の難しさがあったと思いますが、作品としての面白さは、フォトモよりも深まってたと感じています。

フォトモについては、作者自身が提唱している「非人称芸術」のコンセプトのもと制作されたものであるため、
多くの人の手によって、フォトモ制作が可能なものです。
事実、広告会社からこの手法で作者に依頼するのではなく、会社側で制作を行いたいという
確認の連絡がいくつかありました。
フォトモとはそういう性質の表現であり、従来の美術品から逸脱するものであることを痛切に実感しています。

フリーアートのように、その手法が公開されていること。
作者よりも手法が伝えられるようになる方が、魅力ある出来事になるのではないかと思うのです。
そういう意味で興味深い表現者だと思います。




  


Posted by ギャラリーアルテ at 10:29Comments(0)art

2009年11月01日

本島展はじまりました

31日.1日と本島滞在して
ようやく、引越しも完了
蔵本展・糸崎展が始まりました。
ネットも開通 ほっと一息

31日から1日にかけて
NHK と毎日新聞の同行取材を受けながらの
搬入でした。記者の方たちも島の雰囲気
ギャラリーの様子をとても楽しんでくださったようです。

その間多くのかたがぎゃらりーを訪ねてくださいまして、実に忙しかった。
昨日はじめてあたらしやに泊まりました。
展示の空間を眺めたり、デスクでネットの設定を行ったり、
なかなか寝つけませんでした。
地元の方、本島へきているかた

にぎやかで応対もなかなか・・。
みなさん待ちわびているので
なかなかプレッシャーでもあります。
  


Posted by ギャラリーアルテ at 17:32Comments(0)art