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2011年07月23日

レイヤー上で暮らす

社会はレイヤーのような膜の上に水平に広がっている。

そのレイヤーは、複数積層されていて、それぞれのレイヤー上にそれぞれの営む社会が広がる。

レイヤーを垂直に透過して世界を見ることもできる。

たいてい人々は、水平に思考する。

それを垂直に思考しよう、伝えようというのが吉岡さとるさんの視線だ。

基礎物理研究者こそ真正のアーティストである。

ただ、レイヤー上の世界では、多くの人々はその価値に気づけないようだ。

垂直に覗いてみよう。垂直に覗くことを促すことが出来る

それが、アートの視線。そういった作家をここで紹介して行く。

 一昨日は、高松に出かけて留守にした。

22日午後まきちゃんと一緒に本島に戻る。台風で汚れた庭や窓ガラスの

掃除をしていると、安田さんが表を手押し車を押して通るので、声をかける。

私「こんにちは」

安田さん、ぱっと顔をほころばせて「かえってきた?」

「今日はなにかつくるん?」

私「つくるよ」

安田さん「じゃあ、食べに行くね」

・・・こんなたわいない会話を交わした後、私は夕食の支度を始めた。

冬瓜の煮物 えびのマヨ和え

冬瓜は、柔らかく出汁で煮る。鶏のひき肉を加え、しょうがをすりおろして加える。

あたたかくして食べると、代謝を促す。夏だと冷やして食べるのもなかなか美味い。

旬の野菜はからだの機能を補ってくれる。上手に取り入れることだ。

・・安田さんは、おじいさんが亡くなって一人になってから、ご飯をつくることが

めんどうになったという。手島も本島も一人で暮らすお年よりが大半だ。

この事実を気にもとめずに、人々はそれぞれのレイヤー上でそれぞれ懸命に暮らしている。

でも、少し若い人には、この事実を、他のレイヤーのあることを知って欲しい。









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Posted by ギャラリーアルテ at 05:16│Comments(0)art
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