
2009年07月02日
本島笠島地区2009.7.2
瀬戸内のアートに注目が集まるためですね。
2年前本島笠島地区で行った瀬戸内アートウェーブ主催の
アートプロジェクトが再び・・・。
JCBカード会員誌の特集の一部に アーティストイン・笠島~記憶の集積を創造の海へ~について取材したいというご連絡をいただいたことをきっかけに、また新しい関係が生まれそうでわくわくしています。
でも今でも、海外のアーティストからは、「レジデンス希望」の熱いメールや連絡が
続いています。記録集の公開もまだなので、これは継続中のプロジェクトだと
思っているのですが、少し見えにくいね。
2年前とは状況がかなり変っていると伺っているので、これまでも島のことがとても気がかりでした。
本島に行きたいねと言いながら、いつも心の中にありながら・・・・。気がつくと2年もたっていました。
そこで、画廊がお休みの今日、本島の笠島地区を訪ねることになりました。
プチ遠足の参加者は3名、ヨットが趣味の海の男 加地さんと アルテのお世話係まきちゃんと
梅吉の3人です。
1040分発 船に乗り込み、記念写真をとりあったり、加地さんが用意してくださったお弁当をひらいて楽しい会食です。
11:10 泊の港に到着しました。バスの時間を確認してみるのですが、ふと見ると港に天理教の車が迎えに来ているのです。
まきちゃんは魚の仲買の仕事もしているので、天理教はお得意さんです。昨日本島に行くついでに
天理教に「請求書と領収書を届ける」といっていたので、同乗させていただくことになりました。
天理教からは、運動不足解消のため徒歩で行こうと思っていたのですが、親切な教会の方が
笠島まで車で送ってくださいました。ありがとうございます。
2年ぶりの笠島地区
手入れされた庭、おちついたまち並
この町の凛として、すずやかな空気は少しも変っていない。
・・・美しい。
織豊時代、塩飽水軍の本拠地の港町として水運業で栄え、発達したので、町並みは町屋かと思うほど。
整った路地、建物の風情。廻船問屋だった家々には、贅沢な道具の数々が保存、陳列されています。
2年前お世話になって以来、親しくしていただいている高島さんを保存センターに訪ねると、
係りの方が連絡してくださった。
既に保存センターの館長職は辞されているそうで、現在は笠島地区の自治会長さん
として、変らず島の将来のことをいろいろ考えていらっしゃる。
島に暮らす人、この町の雰囲気は、どこにもないここだけの魅力を発していました。
なつかしい保存センターの奥で、麦茶をいただきながら、これまでのこと
これからのこと いろいろお話しを伺い、お手伝いをしたいとお伝えしました。
新しい関係がうまれるといいですね。
本日、こころ穏やかに過ごす一日でした。