
2009年06月19日
脳死法案

臓器移植の場合に限って、
脳死が人の死ということにされた。
臓器移植法の改正は、あまりにも安易すぎると思う。個人的には家族で移植をすれば助かる命があるとすれば、その方策を得たいと思うだろう。
香川県議の都村さんも、『これで、少しでも国内の移植件数が増え、移植を待ち望んでいる患者の皆さんの助けになれば、と思う。』とコメントしていた。
本当にこの人って、この程度の人。人としての深みに欠ける方だと思う。でも議会民主制はいまや精度疲労の状態ですね。
でも人間だけですよ。欲望のままに自然も生命の仕組みも変えてゆこうとするのは
そのために、地球は壊れている。
生命の歴史をみると淘汰によって、種は進化してきたのだとすると
この領域にまで欲望で人の自由に振舞ってはならないと思う。
あまりにも、浅い。国会議員から県議・市議・町議レベルまでこのような議会民主制などもう害でしかないと思う。
人という種が絶滅するのが、地球的には一番いい。いずれそうなるだろうけど・・。
もっと人は他の生物と共存すること、自然のこと環境への及ぼす影響など深く省みるべきだ。
議員の皆さんは、生命科学研究所 所長の中村桂子さん1975年に書かれた生命科学マニフェストのことは
ご存知なのだろうか?
これは、中村桂子さんが、従来の生物学ではなく、
人間や生きものの生命ないし生きているということはどういうことかという問いを中心に据えた学
として、生命科学をこれから立ち上げていく、という時に書かれた意思表明。
今回の法案、人生観や死生観に及ぼす影響というよりも、あまりに理性のない結果だと深く憤りを感じています。
今のすべての議員たちに未来を託せない。でもこれが地球の癌という人間の必然の方向なのだろう。
皮肉だ。
2009年06月19日
このブログは

アルテの考え方を地元の方に知っていただこうと開いたものですが、
商用かというと、そうでもなくて、どちらかというと画廊の楽屋話のようなものです。
記事タイトルに屋号を掲載しているので、商いと思われるようです。
ただ匿名でものを言ったり書いたりすることは、主義ではないので
もちろん手続きを行おうと考えているのですが、でも各ページに
広告が掲載されるのは好みません。
こまったなあ。
広告掲載されないならば、商用利用登録します。
というわけで、そろそろ引越しを考えなければならないと思っています。