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2010年03月10日

9日は久々に高松へ

10日本日は横殴りの雨

仕事があるので、なんとしても本島へ行かねば。。

ボートは大揺れ。波が目線よりも上に下に

窓越しに波を見入る。見飽きない。

きょうは、マイペースで自分の仕事に専念できそうだ。

 昨日9日はお休みを利用して、高松へ出かけた。

先日本島を訪ねてくださったお茶の専門店 ルピシアへ行くため。

それから 高松市美での展覧会を観ておくため だった。

目的のルピシアはすぐわかった。探していた小ぶりな茉莉龍珠があったので購入。

丸亀町商店街は、再開発されていて、賑わいを取り戻していた。

でも魅力的ではない。表情に乏しい印象、アートプロジェクト開催中なのに

個性がなくて、はぁ~とため息をつく。

せっかく、美術館と町が連動する内容なのに、お行儀がいいというか、まじめじゃないというか。

最初から、観客を信用していないようだ。

高松市美のコレクションは充実している。展覧会は想像以上でも以下でもなく・・・がっかりした。

昨年11月最初に本島で催した展覧会「復元フォトモ糸崎公朗展 と蔵元秀彦展での

本島の観客の反応を見て 頭を抱えた時のことを思い出す。

本島のお年寄りから現代アートは難しいといわれるのは まあいいとして

糸崎さんのフォトモについて、ほとんどの人がこれはいいと直接の反応を示した。

その反応を期待して、選んだことだが、苦さを感じた。

見え透いていて自分に吐き気がした。

アートが地域と対話をはじめることは、同化 自己同一ではいけない。

環境に適応したアートが 変化に適応できるはずがない。

時代を乗り越えることはない 時代の変化とともに消えるということだ。

そういうアーティストは選択したくなく模索を続け、この数年はなかなか厄介だった。

浜町のスペースでは、やる気がなく、明けわたシ以外のexhibitionは納得できないものが続いていた。

丸亀町商店街のアートプロジェクトの作品群を観て思う。

環境に適応する力と変化に適応する力は、二律背反の関係だそうだ。

環境に適応しないと、滅亡するか、あるいは周縁で冷や飯を食うことになる。

他方で、特殊な環境に適応し、中心に近づけば近づくほど、環境の変化に対応することができずに、

滅亡するリスクを抱えることになる。このジレンマをどうする?

「コミュニケーションしよう。」

コミュニケーションをするとは、他者(環境)と同一化しつつ差異化するということだから。

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白濱さんから連絡があって、少し本島の話をする。

なかなか ハードルが高そうですねと でも興味を持ってくださる。

応募しようと思うと話されていた。

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Posted by ギャラリーアルテ at 15:16│Comments(0)art
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